バスチェアの耐荷重って体重でいいの?

バスチェアの耐荷重って体重でいいの?

体が大きめの方は、気になるバスチェアの”耐荷重”。
耐荷重で表記されている重さを気にして購入される方も多いと思います。
でも、耐荷重の本当の意味を知っていますか? 例えば耐荷重80kgのバスチェア場合、80kgはOK?NG?
気になる耐荷重の謎に迫ります。

地球には重力がある事を思い出そう!
静荷重と動荷重の違い

バスチェア
体重を測る時、みなさん体重計に乗ってしばらくじっとしてますよね。
そして計測機のメモリが落ち着いた時に表示した数字を体重として記録するのですが、この時測っている体重は“静荷重”といいます。
商品に表記される”重さ”は、この静荷重です。
一方、なぜ体重計の上でじっとする必要があるかというと、体が体重計に乗った瞬間、体重はちょっと重くなるからなんです。
足を体重計に乗る事で下におろす瞬間、体そのものの重さ(静荷重)に、“瞬間的な重力”が加わっているのです。
瞬間的に与えられる荷重を“衝撃荷重”と言います。

耐荷重=座る人の体重の限界値
ではありません

さて本題、
様々な商品などに書かれている”耐荷重”は、ほとんどが「その商品がどれほどの重みに耐えられるか」という意味ですので、バスチェアで言えば、座ってじっとしている時の”静荷重”です。
だったら、耐荷重=体重で合ってるんじゃないの? となりますよね。
確かにそうです。
理屈上ではそうなんですが、、そこで重要なのが先に上げた”衝撃荷重”の存在。
ポイントは、イスに腰をかける際には”衝撃荷重”がかかるという事です。
耐荷重の数値には、イスに座った瞬間の衝撃荷重や、シャワーを浴びる時にかかるシャワーによる動荷重は計算されていません。
もちろん、安全に使用出来るように多少数値には余裕をとっているかと思われます。

耐荷重
耐荷重100kgに設定して101kgになった瞬間壊れる、なんてギリギリなわけはありませんが、どのくらいの余裕があるのかはわかりません。
ですので、体重79kgだから、耐荷重80kgなら大丈夫!ではなく、余裕を持った耐荷重100kgや150kgのバスチェアをお勧めします。
もし今耐荷重=体重で使用しているなら、イスに乗る時はそぉ〜〜〜〜っと、できるだけ衝撃荷重をかけないようにしてください。
これを機にダイエットするというのもアリかも?

そうそう、耐荷重以下の体重の方も、思いっきりドン!と座ったりしていると耐荷重を超えて負荷がかかっている可能性があります。
お風呂場で使う物だから、全裸で怪我をするなんて、ましてやお尻に怪我をするなんてイヤですよね。
リラックスタイムなハズが、スリリングなバスタイムを送ることにならないように、気持ちと耐荷重に余裕を持ちましょう。

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